FATFの新ガイダンスって何?

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皆さんこんばんは、ド M factoryです。

今回は先月だっけかなFATFが出した新ガイダンスについて書こうと思います。

1.FATFとは?

まずFATFとは何なのか?

《Financial Action Task Force》1989年のアルシュ‐サミット経済宣言により設立された政府間機関。マネーロンダリング対策やテロ資金対策などにおける国際的な協調指導、協力推進などを行う。国際基準の策定や加盟している国・地域・機関への勧告、勧告遵守の推奨など指導的役割も担う。G7諸国を含む35か国と二つの地域機関(ECGCC)が加盟している(2017年現在)。金融活動作業部会

引用元:https://kotobank.jp/word/FATF-615191

簡単に言えば、不正な金融活動は許しませんよ、なので私達の作るルールに準拠してねって感じです。

2.FATFの出した勧告

オリジネーターの名前(すなわち送り手の名前)
取引に使われたオリジネーターの口座番号(例えば仮想資産(VA)ウォレット)
オリジネーターの所在地、国家発行のID、顧客番号(すなわち取引番号ではない)、もしくは生年月日と出生地
受取人の名前
取引に使われた受取人の口座番号(例えば、仮想資産(VA)ウォレット)

引用元:https://jp.cointelegraph.com/news/fatf-issued-guidance-on-cryptocurrency-and-aml

何を言ってんのかさっぱりと言う人もいると思うので簡単にご説明しましょう。
まず、日本で暗号資産の口座を開かれている人はご存知だと思いますが、基本的に日本ではKYCが終わらないと、法定通貨の入金口座、暗号資産の各アドレスを付与してくれません。(こちらに関しては金融庁の評価すべき所ですね)ですが、海外の口座を開いた事がある人達は、わかると思いますが、出金できる金額に制限はあるが海外の口座は基本的にメールアドレスだけで、口座が開けてしまい、KYCを通さなくても基本的な事はできます。つまりFATFの上記の勧告を見る限り、これからは海外の口座を開くときもKYCを通さなければ開けなくなる可能性があります。まあ私に言わせれば大金がポンポンチェック無しで動くこの世界がやはりおかしいので、規制はされるべきだと思います。それでは暗号資産の意義がなくなると言われる方も沢山いらっしゃると思いますが、大前提として、テロ資金や、不法な取引これらを許してはいけません。現状のこの界隈ははっきり言ってやりたい放題でグレーゾーンだらけです、業界の健全な発展のためにも締めるべき所は締めるべきだと思います。
書くのを忘れてしまいましたが、上記の勧告だと、これからは暗号資産のアドレスもホワイトリスト制度になりそうな感じがあります。つまりこのアドレスが誰の物かわからない状態であると送金は拒否されるかもしれません。

3.まとめ

勧告を見る限りでは、国内の取引所は世界に先駆けて厳しい規制の中でやっているので、一定の耐性はありそうですが、海外の取引所はKYCのノウハウが無く、基本的に全世界からアクセスがあり多国籍なので、非常に対策をするのが難しいと言えるでしょう。ウォレット業者やDEXの取引所はどのように対策すれば良いのかこれからも注視していきます。